盲腸の記憶 ~生まれたての高校生~
もう3月も終わりですね。
お勤めの方々は、決算前で売上に追われている事だと思います。
街では子供たちが昼間から遊んでいて
ああ、そういえばもう春休みなんだなと、その光景で季節を思い出します。
でも僕の中での3月は、決算でも卒業式でもありません。
あれは高校3年生の3月でした。
突如、腹部を襲った激痛。額から流れる冷たい汗。
とても立って居られず、路上で倒れ込み
通りすがりのカップルに救急車を呼ばれてしまう始末。
向かった先は、
古くからあり、その近辺では有名な病院。
とても近所な病院、歩いた方が早いくらい近い病院。
診察の結果は急性虫垂炎。
そう、僕にとっての3月は盲腸の記憶なのです。
こんにちは、ゆーきです。
趣味はB4用紙でビヨ~ン!です。
その日の夕方に入院し、翌日の昼からが手術でした。
薬で散らすのではなく、切る事になったのです。
しかしその夜に痛みは若干軽くなり、リラックスしていました。
むしろ初めての入院を楽しんでいました。
次の日に地獄が待っているとは知らずに……。
目が覚めると、看護婦が枕元に立っていました。
どうやらこれから手術の準備が始まるようです。
盲腸といえば、もちろん剃毛。
高校3年生であそこの毛はモッサモサなので剃らなければなりません。
切るのはおヘソの右下あたりなのです。
今は剃らなくても良い方法があるらしいのですが
当時は衛生の為に全て剃らなければならなかったのです。
そして現れたのが、これまたヤングで実習生な看護婦さん。
しかもこれまた3人も。
看護婦はビニールの手袋をはめるや、僕のアレを掴んだのです。
そして恥ずかしそうな表情で泡を揺り始め、T字カミソリで僕の陰毛を。
もうこれは思い出すだけでも興奮しますわ。
だって3人が照れながら僕の股間を見つめ、触っているのですよ。
しかも泡の作用で気持ちいいし。
そりゃ勃起しますわ。高校3年生じゃなくても勃起しますわ。
風俗だったら数万円コースですよ。
しかし勃起するのは恥ずかしいじゃないですか。
僕のだけスタンバイ状態になるのは恥ずかしいじゃないですか。
だからといって緊張から小さくなるのも恥ずかしい。
小さくなって、睾丸が牡蠣鍋の結構茹でられた牡蠣状態になるのも恥ずかしい。
なので大変だったのですよ、調整するのが。
多少この現状に返って興奮させたり、ツルツルになる悲しさで小さくさせたり。
柔からず、固からず、マスカラス。
小さからず、大きからず、ドスカラス。
そんなベストな状態(半勃ち状態の一歩手前)を維持するのが大変だったのです。
最も好ましい状態を維持するのに苦労したのです。
だって、股間が血まみれだから。
坊主にした事がある方はわかると思いますが
いきなりカミソリで剃らないじゃないですか。
ある程度ハサミで長さを短くして、それからカミソリじゃないですか。
それをこの看護婦らは、即カミソリなのです。即。
だから僕の股間は血まみれ。
白い泡と混じって、股間がピンクなんですよ。
看護婦も「ああ!す、すいません!」なんて手で触りまくって
「お前、今ちょっとシコったろ?」みたいな。
“木を隠すなら森に”という言葉を思い出しましてね
この泡の中なら、精子を出してしまってもバレないんじゃないかと。
そんな悪巧みをしてたら、婦長の登場ですよ。
もうザーボンですわ、変身した後のザーボンですわ。
そのザーボンが見るに見かねてバトンタッチですよ。
「あなた達は戻ってなさい」なんて、せめて観戦だけでもさせてくれよと。
僕は見られるだけでもいいんです。
もう、一気に萎えましたわ。
そりゃ婦長も「あれ、あなた高校生よね?」なんて言いますわ。
そりゃそんなサイズになりますわ。
そして流石に婦長。
あっと言う間に僕の股間はピュアになりましたよ。
生まれたての股間になりました。
もう何が悲しいって、高校3年生にもなってツルツルなんですよ。
それより何が悲しかったって
剃毛は股間だけじゃないのですよ。
太ももの毛まで剃るんですね。
しかしそれだけじゃないんですよ。
僕は婦長の指示通りに四つん這いになり、肛門周りまで剃られたのです。
何が悲しくて人様に肛門を大胆に見せないといけないんですか。
自分で見た事もない部分を見られてしまったんですよ。
しかも肛門周りには、あまり毛が生えてないんですよ。
それが今ではモッサモサですわ。剃るから生えてきましたわ。
もうこの四つん這いは、今思い出すだけでも恥ずかしくて死にそうです。
せめて最初の看護婦3人だったら、喜んで積極的に動いたのですが。
剃毛の後に待っていたのは浣腸。
ここで先ほどの若い看護婦の1人が戻ってきました。
なので今回は積極的に四つん這いになりました。
女は男の肛門に触れると、異物を肛門へと突き刺した。
男は抵抗するも、女は異物内の液体を全て放出し、こう囁いた。
「限界まで我慢してくださいね♪」
もうその瞬間が限界だった。
注入された液体は、腹部の中で強烈な熱を発し
体内の“モノ”は今にも噴き出しそうな状態。
もうここで全てを出したい。その後、舌を噛んで死んでやる。
初めて死を決意した瞬間だった。
しかし身体は心とは裏腹に、勝手にトイレへと走り出した。
30メートル程先のトイレに、下半身丸出しで走ったのだ。
丸出しどころか、下半身生まれたての状態で。
何とかトイレに辿り着き、和式の便器を跨いだ瞬間に全放出。
便器は、掃除のおばちゃんに謝らないといけない程の申しわけない状態。
身体の中の内臓以外を全て出し切り
青ざめヘトヘトになって帰ってきた僕を、看護婦は笑顔で待ち構えていた。
「後でもう1回しますので♪」
僕は軽く気絶した。
<次週【盲腸の記憶 ~え、この穴にはそんなの入らないって!~】に続く>





