TOPちょい悪TOP「オレ日記 ゆーき」のちょいワルフジBLOG(金曜日) > > 借金返済への道 ~第2話 恥ずべき日々~

借金返済への道 ~第2話 恥ずべき日々~

オレ日記 ゆーき

こんにちは、オレ日記のゆーきです。
ゆーき先生の作文が読めるのはジャンプだけ。


今回は連載チックな第2話です。
※参考 借金返済への道 ~第1話 借りてはいけない?~


初めての借金で向かった先は、はじめてのラララの消費者金融でした。店舗は大きな通りに面していたので人目を気にしながら入ったのを覚えています。消費者金融からの借り入れは苦肉の策で覚悟を決めて決意したのですが、受付のお姉さんの笑顔と手にした50万円の現金はオレを簡単に麻痺させてくれました。


aiful1.jpg
※画像はイメージです


その足で今度はほのぼのした消費者金融に入りました。さっきまで持っていた消費者金融への抵抗も、この頃にはすでに無くなっていました。会社で給料を待っているアルバイトの事を考えると、借り入れに躊躇する時間などありませんでした。そしてほのぼのした消費者金融も50万円貸してくれました。


そしてまたその足で、安心はラララの消費者金融で30万円を借りました。この時点で130万円を消費者金融から借り入れしました。当時の年収は約300万円。年収の半分近い金額を数時間で手にしたのです。


130万円を手にしたオレは急いで会社へと帰りました。



急がな!急がな!!



※画像はイメージです


しかし遅延している給料は130万円程度ではまったく足りません。なので銀行に寄って、自分の口座から全財産の40万円を下ろして給料の足しにしました。その合計170万円は一瞬にして給料で消えました。もちろんアルバイトにはオレが消費者金融で借りたなんて言えません。言えば不安になって会社を辞めるに決まっているからです。


借り入れの利子は次の通りです。
・はじめての消費者金融 借り入れ額 50万円 返済額(ほぼ利子) 15000円/月
・ほのぼのした消費者金融 借り入れ額 50万円 返済額(ほぼ利子) 15000円/月
・安心な消費者金融 借り入れ額 30万円 返済額(ほぼ利子) 12000円/月


この時点で毎月42000円を返済しなければなりません。しかも大半が利子。


本当は次回の入金で全額処理したかったのですが、入金はまた使途不明に消えます。社長が個人で借り入れした返済に使っているのか、ギャンブルに使っているのかは知りません。オレの給料も未払いなので、利子だけでも回収しなければ支払いが不可能になってしまうのです。


しかし、オレの頭の中は利子の返済の事でも、自分の給料はいつ貰えるのかでもありませんでした。来週の金曜日には、また同じだけのアルバイトが給料を取り立てに来るのです。そこをどうやって凌ぐかしか頭にありませんでした。しかしその頃、社長はアルバイトを避けてかまったく会社には出てきませんでした。むしろまったく連絡が取れない状況でした。


そこでオレは恥ずかしい行動に出ました。


先述した通り、4月分の売り上げは5月の末、もしくは遅くても6月の末に入金されます。その入金を繰り上げてもらう為に取引先に走ったのです。つまり6月末に入金されるお金を、5月の末に入金してもらうのです。しかしそれだけでは足りず、5月末の入金を5月中旬に入金交渉。挙句の果てには前払いのお願い。そんな恥ずかしい行為をするしかなかったのです。


自分が営業して取ったお客、片っ端から頭を下げて無理なお願いに行きました。会社としてもオレとしても恥な行為でした。オレの気持ちと会社の事情を理解して了承してくれた取引先もありましたが、門前払いされた事も、土下座をした事もありました。恥ずべき行為に取引停止を告げられた事もありました。


"なんでオレはこんな事をやっているのだろう”


本当は逃げたかった。本当は泣きたかった。本当は死にたかった。毎日毎日、寝ても覚めてもお金の事。夢の中でもアルバイトは給料を催促し、目が覚めればアルバイトは給料を催促する。あの頃のオレは、目の前に大金を持った人がいたら、何も思わずに殺したと思う。そして手にした大金でアルバイトの給料を支払ったと思う。それくらい心が滅入っていた。


そんな状況の中、社長から久しぶりの連絡。


「友人からお金を借りるから連帯保証人になってくれないか」


<次回へ続く>


投稿日: 2007年06月01日

トラックバックURL:

ライブチャットはBBChat!

人気コンテンツ

  • コミュニティランキング
  • ライブチャットはBBChat!

おすすめ