AVの撮影
先週に続き、AVのお話をば。
私らが中学生のころ。
第二次性徴に伴う身体の変化に戸惑いながら
好きな子の縦笛をペロペロしていたころ、
AVってメジャーなオカズじゃなかったですよね?
そらね、中学生でありながら自分の部屋を持っていて、
チャンネル権争いなぞ貧乏人のすることだ、とばかりにマイテレビをもち、
あろうことか自分専用のVHSビデオデッキを持っているようなお子様であれば
AVを見れたかもしれませんけど。
ふつーの家庭の場合、ビデオデッキはリビングに1台しかないものですから。
家族が寝静まった後、11PMをイヤホンで聴いていたクチですから。
したがってAVなんて、風邪引いたときか誕生日のときぐらいしか
オカズにならなかったものです。
(それは戦前の「卵」の話です)
しかしながら、そんなワタナベさんも大人となり
一人暮らしをするようになり、
遅まきながらAVの世界を堪能できるようになったのです。
あ、いつもお世話になっています!>月曜の皆様
◇
実はですね、私、AVの撮影現場に招待されたことがあるんです。
……こう言うと
「ワタナベさんったらAV男優だったの!?抱いて!」
とか
「ワタナベさんったら汁男優だったの!?かけて!」
と、わがままバディをお持ちの女性からメールが殺到するかもしれませんが、
実際は見学です。ただの見学。
順を追って説明しましょう。
今をさかのぼること数年前、
「テキストサイトの管理人たちでAVを作ろう」
という、どこをどう捻ればそんなアイデアが出てくるんだという
企画が立ち上がりました。
で、当時人気だったサイト管理人に加えて
「あれ?この醜いアヒルの子ならぬ醜い人間の子は誰?」
というポジションで、私ワタナベも企画に参加したのですよ。
カラオケボックスに集まり、酒を飲みながらアイディアを出していると、
企画を持ち込んだAV業界の方が
「では、勉強のため、AVの撮影現場を見学してみませんか?」
と、我々に持ちかけてきたんです。
ざわっ…・・・
3次元の女体に縁のない我々は色めき立ちます。
しかも、その現場で撮影する女性は、
当時大人気だったAV女優だというではありませんか!
やべぇ!盛り上がる!(股間が)
結論から申しますと、私は撮影見学には参加できませんでした。
平日でしたし、場所も職場から離れていたので
参加しづらかったんです。
だけど、今考えると、
もし撮影現場にいたとして、どういう態度で見学してたんでしょ?
スポットライトの下、AV女優とAV男優がまぐわっています。
それを撮影するカメラマン。
それを遠巻きに眺める我々。
どういう顔で見てればいいんだろう?
いやね、
「ムラムラしたら、そこで抜いていいですよ!だけど音は立てないでね!」
など配慮してもらえたのならば、まだ対応できますよ。
だけど、見てるだけでしょ?
腕組みしたまま、男女の営みを凝視。
というか、凝視するだけ。
真顔で見るのも変だし、にやけながら見るのも失礼だし。
うおおおおお……
どんな空気だったんだろう……( ̄□ ̄;
その雰囲気を感じ取るためだけに、
会社を休んででも見学に行けばよかった……
32歳になったいま、時々そう思い出しては
そっと後悔する日々でございます。
……だから、「私の恥ずかしい姿を見てください!」という女性がいたら
連絡してくれていいんだよ?





