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桜の降る季節

ろじぱらワタナベ

こんにちは。
両親のせいでワタナベという苗字を使っている者です。
そして、相応の資産をお持ちのお嬢さんがいらっしゃいましたら
苗字を変更することも、やぶさかではない者です。


春、ですよ。
陽が落ちる時間が少しずつ遅くなり、
我が物顔で地表を覆っていた雪は溶け、
己に内包する生命力を爆発させるように草木が芽吹き、
街を歩く人々はへっくしょーい(花粉)、へっくしょーい(花粉)
な季節ですよ!
スプリング・ハズ・カム!
(訳:バネ持って来い)
(英語教師が繰り出すお約束ギャグ)


で、春といえば桜。
この時期でしか見られない桜を愛でられる、
それだけでこの季節が好きになれますよ。
そのために、都内に点在する桜の名所へ出向くのも一興。
しかし。
わざわざ込み合う場所にいかずとも、
都内には桜が植えてある場所がけっこうあるんです。
きっと皆さんのご自宅の近くにも、桜があるんじゃないでしょうか?


今日は、ワタナベが近所で味わった
思い出深い花見の経験をお伝えしようかと思います。


あれは、そう、まさに桜が八分咲きから満開に移行しつつある、
まさに花見に最適な、そんな休日でした。
空は晴れ渡り、4月とは思えないほど暖かな空気が街に溢れています。


休日なのに、誰とも会う約束がなかったワタナベは
お布団敷きっぱなしの部屋で、際限なくゴロゴロしておりました。


窓から差し込む陽気はどこまでも暖かく、
日本という国が冬と決別しつつあることを感じさせます。


……。
ちょっと、外でもぶらぶらしてみようかな……。


わが街には「さくら通り」という、
そのものズバリな桜並木道があるんです。


せっかく外に出るのだから、
桜でも見てみようじゃないか。
特に目的もなく、上着も羽織らず、
手ぶらで街へ繰り出します。


優しい太陽に彩られた我が町は、
いつもより緩やかに時間が流れていました。
車道の騒音さえも、ちょっと丸め込まれた音に聞こえます。
まったりとした風景を、いつもより短めの歩幅で進んでいきました。


さくら通りにさしかかると、
近隣住民がレジャーシートを広げて酒宴を開いています。
桜の観光地にありがちな場所取りはなく、
どこまでも穏やかで、緩やかな雰囲気。
人々の隙間を縫うように、桜の花びらが舞い降りていきます。


(*´Д`) ああ……
なんか、幸せだな……


なんとなく気持ちよくなっちゃって、
通りがかりのコンビニでジーマ(お酒)を購入。
栓を開けてもらって、ジーマ片手に街を歩きます。
近くにある小学生が絵を描いたらしい花壇。
穏やかに水をたたえ、中心部を流れる川。
市役所の前で開催されている桜祭り。


(*´Д`) すごく、幸せだな……


2時間ほど散歩し、すっかり満足して帰宅。
あのときの幸福感、みなさんに伝わりましたでしょうか?
遠くへ繰り出さずとも、人間は
数百円のジーマだけで、これほど楽しむことができるのですよ!
そう、人間にとってお金や年収や貯金など大した問題じゃないのです!
大切なのは、日々をどう楽しむか!これなのです!
だから株が多少損しようが損しようが損しよ(楽しい雰囲気がどんどん消えていきます)


投稿日: 2008年03月04日

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