リャック・ゴー(強引にも程がある)

もう
KY=「空気読め」
の公式はわかったから!
これ以上説明しなくてもいいから!
おはようございまーす!(スッキリ!の加藤風に)
7日ぶりのワタナベでございます。
まあご存知の通り、この世界は略語で溢れていますよ。
冒頭のKYを始め、ネットの中でも
・ktkr(キタコレ)
・kwsk(詳しく)
・ksk(加速)
・Nice boat.(スクールディズ最終話)
と多岐にわたっております。
ましてやIT業界なんて、略語の嵐ですよ。
・SCM
・ERP
・CRM
・ERM
もはやクイズの領域。
IT業界の入社試験において、希望者を振るい落とすために
わざと略しているとしか思えない。
もう止めて!ワタナベの記憶容量は0よ!
いつも思うんですけどね。
なぜ「経営資源計画」を、わざわざ「ERP」と略さなければならないのか。
経営資源計画。うん、字面を見れば、なんとなく意味は伝わる。
ERP。何ですかそれ。新しいセルフバーニングの方法ですか。
ERPバーニング。(スティックが変形する勢いのバーニング)
経営資源計画をERPとすることによって
省略できる文字数なんて僅かですよ。
情報量として数バイトしか減っていない。
それよりも、ERPとは経営資源計画である、と説明し、
なおかつ記憶してもらうコストのほうが高いのではないでしょうか。
つまり、不明瞭な略語が増えるに従って、
情報伝達のコストは逆に増している恐れがあるのです。
しかしながら、略語も使い続けていれば
そのうち意味を包含した状態で定着しますから、そこが難しいところですよねー。
いまさら「テレビジョン」なんて言えませんし。
「携帯電話」なんて死語に近いですし。
村上龍の小説「五分後の世界」に、興味深い一説があります。
Cable News NetworkをCNNと略して言う子供を、日本軍の兵士が優しく諭すシーンです。
うろ覚えで申し訳ないのですが、
「言葉を略すと、その言葉の本質が伝わらなくなる。
奴ら(アメリカ)は、オレンジジュースすら『OJ』と略して喜ぶ」
新しい略語(たいてい頭の文字を拾っただけの略語)を見るたびに
私はこのシーンを思い出すのです。
私もささやかながら、ホームページで毎日言葉を扱っている人間ですから、
こういった意識を持ちつつ今後も文章を書いていきたい。
ろじぱらのワタナベは、そう思っている次第であります。




