ドリンクバーよ、ありがとう

こんにちは。
開封したばかりの綿棒ケースを床にぶちまけてしまったショックで
失踪を考えたことのある男です。
この原稿は、ファミレスで書いています。
もちろん自宅のパソコンで原稿を書けるならば、
それに越したことはありません。
ですが、我が家には、私の執筆活動を阻害する要因が多すぎるのです。
何か新しいニュースはあるかな?(Yahooをクリック)
誰かからメールは届いているかな?(メーラーを起動)
オラ、ちょっとムラムラしてきたぞ?(エロサイトをクリック)
パトラッシュ、なんだかとっても眠いんだ……(ティッシュを股間に貼り付けたまま)
気がついたら夜ですよ。
サザエさんが笑顔でジャンケンしてるんですよ。
これではいけない。(サザエさんに3連敗しながら)
そこで、日曜の午後。
ノートパソコンを担いでファミレスに行き
ドリンクバーを注文しては、ひたすら原稿に没頭する。
俗に言う「カンヅメ」というやつです。
これが、文章タイピングに専念できる環境として申し分ないのです。
それにね、毎週ファミレスに行くのには、別の理由もあるんです。
ほら、アレですよ。
毎週日曜の午後、こうやってノートパソコンを広げ、
眉間に皺を寄せながらタイピングしている男がお店に来るとしますよ。
ウェイトレス的には話題になるじゃないですか。
<従業員控え室>
「ほら、いつもこの時間帯に来る男の人がいるじゃない?」
「うん、ノートパソコンを持ってくる人だよね?」
「あの人、いつも何やってるんだろう?」
「私ね、パソコンをちらっと覗いたことがあるんだけど、作家みたいよ」
「えー!すごいじゃない!」
「あー美紀ー、もしかしてあの人に惚れてるの?」
「ば、ばかっ!そんなわけないじゃない!……ちょっといいな、とは思ってるけど」
「じゃあ告っちゃえば!?」
「ええーーー!!(照)」
そして美紀ちゃん(仮名)は、仕事の隙をみて、私に話しかけてくるんです。
「あの、お客様、すいません……」
「?何でしょう?」
「いつもパソコンで何を書いてるんですか?」
「ああ、これはお仕事で原稿を……」
「ああ!やっぱり作家さんだったんですね!?」
「え、まあ、毎日文章を書いていますけど……」
「もしよろしければ、書いた本のタイトルを教えてもらえませんか?」
「えーっと、ご存知ですかね、『世界の中心で愛を叫ぶ』って本なんですけど」
「きゃー素敵!!抱いて!そのドリンクバーに私のオッパイもお付けします!」
「ははは、困ったなぁ。では私のミルクをk
横のテーブルにいる男児(3歳ぐらい)が曇りのない瞳でこちらを見つめているので
今日はこのあたりで勘弁してやろうと思います。
タカシ君(仮名)、君も大人になれば僕の苦労がわかると思うよ……
それまでは思う存分スパゲティのソースを口に付けていればいいよ……
♪ぴん
♪ぽん
♪ぱん
♪ぽーん
こんにちは。
ろじぱらワタナベの本日の記事に、
下記のようなミスがありました。
お詫びして訂正いたします。
・お前はセカチューを書いてない
・というか作家ですらない
・お前が出した本は水着グラビア(モデル・本人)だ
・ウェイトレスはいつも40過ぎのオバサン




