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初体験の話

ろじぱらワタナベ

恥ずかしながら……。
私の始めての体験は……。
小5のころ、父親が……。


会社から借りてきたPC-6001でした。


この世に生を受けて早31年、
親兄弟よりパソコンと言葉を交わした時間のほうが確実に長いワタナベです。
みんな、元気ー!?(チャットでフォントサイズ最大にして)

というかね、皆さんが始めてパソコンを触ったのって
どういうきっかけなんでしょうね。
学校のパソコンルームにあって授業で使った、とか
就職したら職場にあったのでそれで覚えた、とかでしょうか。

いまでこそパソコンなんて一人1台、
ヘタすれば数台保有してても珍しくないですよ。
でもね、はるか昔、私が初めてパソコンに触れた20年前は
パソコン持ってるなんて、ちょっとした変わり者、なんて時代でした。
むしろパソコンじゃなくて「マイコン」でしたからね。

今日は、そんな「ワタナベのパソコン初めて物語」を書かせていただきます。

冒頭に述べたとおり、初めてのパソコンは、父親が会社から借りてきたPC-6001。
たぶん今の若い人は、NECのPC-98シリーズすら知らないのかもしれませんが、
まあマイコンの名機と呼ばれた機種ですよ。

その頃のマイコンはディスプレイなんてありませんからね。
ゲームのように、家庭用テレビにケーブルで繋ぐんです。
本体とキーボードも一体化してるとか、
今のパソコンと比較するとけっこう違いがあるのですが、
一番大きな違いは記憶媒体ですね。
いまならフロッピー、ハードディスク、CD-ROMなどいくらでもありますが、
その時代のマイコンの記憶媒体は、

ラジカセ。

普通の音楽を聴くラジカセですよ?
ラジカセにケーブルを繋ぎ、カセットテープを入れ、
「録音」ボタンを押してからマイコンの画面で
>SAVE
するとカセットテープにデータが記録されるんですよ。
言っておきますけど、データセーブやロードだけで数十分かかりますからね?

で、セーブした後に、本当にセーブできたかをチェックするコマンドもあるんです。
ラジカセでカセットテープを巻き戻しして、再生を押して、マイコンで
>VERIFY
するとテープのデータとマイコンのデータを照合し始めるんですよ。
これも数十分ですよ?
で、

>ERROR

とか出た日には、数十分の間に溜まりまくった呪詛の言葉を吐きながら
またSAVEから繰り返すんです。
だいたい、カセットをダビングすることでコピーできましたからね。

その当時の雑誌に、最新のゲームが紹介されていたんです。
確かアドベンチャーゲームで、クリアするのに1年以上かかることもある、とか。
その紹介文の中に、

「テープでは容量が足りないからディスクドライブを使用している。
ただしディスクドライブの価格は20万円。
これはもうオトナのゲームなのだ」

フロッピーディスクドライブが、当時の価格で20万円ですからね。
しかも8インチですよ。レコードちっくなサイズなんですよ。
将来のIT戦士は、あの頃、そういった雑誌を見ては
「いつか大人になったら、ディスクドライブを買うんだ!
 そしてオトナのゲームをプレイするんだ!」
天空に輝く星に、そう誓ったものですよ。


それから10年後、パソコンもディスクドライブも安価になり
大人になる前にパソコンを入手したワタナベ少年は、
あの当時の誓いを果たすべくオトナのゲームばっかプレイすることになります。
チ○コ丸出しで。


さらに10年後の現在、どこかの質問掲示板に、
「どうしてハードディスクのドライブはCから始まるのですか?」
という質問があり、隔世の感でこの文章を書いております。
果たして未来、この業界はどう変化していくのでしょうかね。
(何年後でも私はパソコンの前でチ○コ出してると思います)


投稿日: 2007年06月05日

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