顔小さい脚長いち○こデカいまさに絶対彼氏サイボーグもこみち的バランス

久しぶりに元夫アキラ君に会った。
毎回思うけど、やっぱり外見はすげーかっこいい。
彼を射止め彼を欲した、昔の自分の力と価値観の象徴。
顔小さい脚長いち○こでかいまさに絶対彼氏サイボーグもこみち的バランス
娘と三人で出掛けたのは、離婚以来初めて。
娘にもおめかしさせたつもりだったけど、
クビから下げた携帯のストラップ紐をみて、
ずっと使ってるじゃない。ボロボロじゃない買ってあげようって、
リュックサックもずっと一緒
子供っぽすぎるよ。
買ってあげようって
あぁ、私が気の回らないところをちゃんと見てる。
娘のことを無意識に愛してるアキラ君の気持ちに触れて目頭熱くなる。
私なりに頑張ってるつもりだけど、母子家庭なんて金銭面でも、愛情面でもムリがある。
子供は無条件に、最低でも大人二人に愛される資格がある。
その片方から引き離した自分の罪の深さに苦しくなる。
娘と同じ年頃に、義理の父に愛されない悲しみと怒りで布団にくるまれて泣いた日々。
今最愛の娘に同じ目に合わせている
アキラ君が何気なく通りかかったお店にあった濃い紫のストールを娘の首に巻き付ける
原色緑のワンピースを着てた娘が一瞬で垢抜けて、あぁ、娘から奪ったものは、
愛情だけじゃないことを思い知る。
娘の将来の夢はデザイナーで、
アキラ君は今配送係からセンスが認められて、有名ブランドのディスプレイを企画するデザイナーチームの主任をしている。
私は良く恋愛や仕事で落ち込んだりして、
悲劇のヒロインきどりかちだけど、
娘を不幸にしているこの件に関しては、
自分の思考を止めることが出来る。
それは本物の悲しみだから。
あめ玉みたいに心で転がせる種類のものじゃないから。
無意識が危険信号発して思考を止めてくれる。
私にとってこのこと以外の悩みなんて肩に止まったハエほどもない。





