灰色の時代の中に響き渡った 澄んだ歌声。

今日だけは いつもと少し違って
心を開いて・・・ 今日はゆっくり話そう・・・
ここを見ている世代の方達からすれば
思い出したくもない、あの灰色と化した時代・・・
90年代に入ってからの重く苦しい空気の中で
その空気を浄化するかのように
一人の女性の歌声が 私の耳に入り込んできていました。
「ZARD」のボーカル 坂井泉水さんの声でした。
音楽好き、歌うことが好きだった私にとって
彼女のあの透き通った、高音の伸びのいい声は
同じ女性としてもすごく羨ましく・・・
どんなに願っても 絶対に手にすることのない「宝石」の輝きの音のように聴こえた。
その透き通るような宝石の声は
聴く人達の心に素直に響き
その煌きに心を洗われ
彼女の創り上げる詞とともに
沈んだ気持ちに「勇気」と「元気」の魔法をかけ・・・
前を向いて力強く歩いていこうという息吹をくれたような気がします。
彼女の曲はCMや アニメのオープニングやエンディングにも多く使われ
人々を応援する曲としてのイメージが強く浸透した曲は 音楽の教科書にも掲載され
多くの人達の心に響き この曲に励まされた人も多いことでしょう。
そんな一般的な目線とは少し違った角度から見ると
女性としての繊細さや 穏やかな気持ちも聞き手に伝わり
私個人的には カラオケで一番歌いやすい女性アーティストでした。
型にはまらず 時にはストレートな言葉で表現される彼女の歌詞は
時には共感させられ涙し 時には遠く離れた友達との絆も守ってくれて
私の人生の中に いつも存在する言葉の数々でもありました。
沢山の名曲を世に残して 彼女は天に召されてしまいましたが・・・
私には彼女のように 多くの人々を勇気づけ 励ますほどの力はありません。
それでも 自分の大切な たった一人の人にだけでも
私の中の想いやパワーを伝えることができたら・・・
それだけで 私はきっと満足できることでしょう。

今でも・・・ これからもずっと・・・
私の中の 「憧れの女性」でいてください。
そして どうか安らかに。。。
私が 私にできることを見つけ 人生の最後までに達成できるよう・・・
その時まで あなたを 「きっと忘れない」



