吹き戻せ!

イブの夜は子供向けアニメのDVDを観ながら
腹を抱えて笑い(ひとりで)、
クリスマスのメインイベントは
「コンビニにジャンプを買いにいく」こと(のみ)だった
ロンリーウルフ・砂漠のヤムチャこと藍川じゅんです。
性懲りもなく、今週も
「ちょい悪フジ男になるための、
性交渉時における具体的な技巧に基づく
女心の解析」的な何かが始まってしまいました。
先週、何かの血の迷いによって
いい男とは、「なんか楽しそうな人」である
と断定しましたが、実はこれなんかがポイントなんすわ。
仕事場でも常にウッキウキでテンション高かったり、
カラオケで、恥ずかしげもなく
「フヮッフヮッ」
って相の手を入れちゃうような
「俺って毎日ラッキーハッピーVサイン!!」(ビシッ)
な人ではダメなんですよ。
俺っち、今最高に楽しんでま~す!みたいなテンションの人は
場の雰囲気を盛り上げたり人を楽しませたりしてくれるので
「いい人だなあ」とは思うけど、「いい男」とは思えない。
私の言う「なんか楽しそう」とは、
一人で・静かに・第三者を介さずに楽しんでる状態なんですね。
例えば、散歩orサイクリング。
ひたすら移動するだけで、なんか楽しそう。
例えば、ガンプラ。
黙々と作業してるけど、なんか楽しそう。
例えば、盆栽。
植物の前で佇んでるだけなのに、なんか楽しそう。
まあ、つまりは
「俺だけの世界」みたいのを自分なりに楽しめてる人を、
いい男だなーと思うわけなんです。
(ちなみに、ネットも一人で黙々と楽しんでるように見えますが、
チャットや掲示板、オンラインゲーム等は
自分以外の誰かが居ないと成立しないので不可。
あと、某巨大コミュニティサイトなんかは、
まさしく他人とコミュニケイトするための手段なので、あれも不可)
まだ私が会社勤めをしていた頃の話。
隣のチームにSさんという非常にもの静かな男性が居たんですけど、
ある日喫煙所を覗くと、そのSさんが
一人で煙草ではなく吹き戻しをくわえていたんです。
あの、お祭りとかで売ってる
ピーッヒュルルって間抜けな音を出しながら
伸びたり縮んだりするアレ。
何故そんなものを職場に持ち込んでいるか。
というよりも、何故今それを吹こうと思ったのか…などなど、
不可解な点はいろいろとありましたが、
疲れた40代のサラリーマンが、
誰もいない喫煙所で一人「ピーッヒュルルル」とやってる姿は、
非常に哀愁漂うものでした。
そして、私は迂闊にも
「Sさん、かっこいいな…」と思ってしまった。
なんでだよ!!
ピーヒュルルってなってんのに!
蛍光色の変なビラビラが伸びたり縮んだりしてんのに!
以来、私の中での「究極のいい男」とは、
「誰も見てない場所で、一人でピーヒュルルしてても、
なんとなく楽しそうにしてる男」
になってしまったんです。ゆ、ゆがんでルー!
だって、なんか可愛いじゃないですか。
中年男性が輝いた目で拭き戻しピューピュー吹いてたら。
可愛いですよね?
え、そうでもない?
知るか!(突然の理不尽な怒り)
そんなわけなんで、2008年のちょい悪フジ男のモットーは、
「男は、心に吹き戻し」
来年から、鞄とデスクに各一本ずつ吹き戻しを常備して下さい!




